ITエンジニアやクリエイター向けの転職サービスとして注目される「レバテックダイレクト」。その口コミや評判はどうなのでしょうか。また、従来の「レバテック」や「レバテックキャリア」とは何が違うのかも気になるところです。本記事では、現役利用者の声やサービスの特徴を詳しく解説し、レバテックダイレクトを活用する際のポイントや他サービスとの使い分けについてもご紹介します。
1. レバテックダイレクトとは
1-1. サービスの特徴
レバテックダイレクトは、ITエンジニアやデザイナー向けのダイレクトリクルーティング型転職サービスです。企業の採用担当者と候補者が直接やり取りできる仕組みで、スカウト機能付きの求人サイトとして2021年に提供されました。特徴的なのは、企業から届くスカウトメールの93%が書類選考免除の「面接・面談確約」付きである点です。これにより、効率的に転職活動を進められます。また、レバテックが蓄積したデータを基に、機械学習で「あなたが活躍できる可能性」を数値化するマッチ率判定機能もあり、相性を客観的に確認できるため、転職活動をより戦略的に進められます。希望条件を絞り込む検索機能も充実しており、理想的な求人を見つけやすくなっています。
1-2. 対象ユーザー
レバテックダイレクトは、実務経験を持つエンジニアやクリエイターを主な対象にしており、特に社会人経験がある人に適しています。未経験者には向かないため、未経験者向けには「レバテックルーキー」の利用が推奨されています。また、自分の市場価値を把握したい方や、スピーディーに転職を進めたい方にも最適です。面接確約スカウトを利用すれば、書類選考をスキップでき、早期に内定を得るチャンスが広がります。
3. レバテック・レバテックキャリアとの違い
3-1. レバテックとの違い
「レバテック」という名称は、株式会社レバテック(レバレジーズグループ)が展開する転職支援サービス群の総称として用いられています。レバテックはIT・Web業界に特化した様々なサービスを提供しており、レバテックダイレクトはその中の一つです。例えば、正社員向けのエージェントサービス「レバテックキャリア」や、フリーランス向けの案件紹介サービス「レバテックフリーランス」「レバテッククリエイター」、新卒向けの「レバテックルーキー」など、対象や形態の異なるサービスが複数あります。そのため、「レバテックを利用した」と言っても人によって指すサービスが異なる場合があり、混同しやすい点に注意が必要です。
レバテックダイレクトは、こうしたレバテックの各サービスの中でもダイレクトリクルーティング型(企業から直接スカウトが来る)の求人媒体として位置付けられます。一方、単に「レバテック」と言う場合、文脈によっては専任アドバイザーが付くエージェント型の「レバテックキャリア」を指していることもあります。要するに、レバテックダイレクトはレバテックというブランドが持つサービスラインナップの一部であり、他のレバテックサービスとは提供形態や対象ユーザーが異なる独自のポジションにあるということです。
3-2. レバテックキャリアとの違い
レバテックキャリアはレバテック社が提供する転職エージェント型のサービスです。利用者一人ひとりに専任のキャリアアドバイザーが付き、求人紹介から履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、年収交渉に至るまで一貫したサポートを受けられるのが特徴です。いわばフルサービスの転職支援であり、転職が初めての方やプロのアドバイスを受けながら進めたい方に適しています。また、レバテックキャリア経由では非公開求人の紹介を受けられる場合もあり、一般には出回らない好条件の案件に出会えるチャンスもあります。
一方のレバテックダイレクトは、これまで述べてきたようにエージェントを介さず自分で企業とやり取りするスタイルです。キャリアアドバイザーによるサポートは原則ありませんので、応募先企業の選定や応募書類の準備、面接日程の調整や辞退連絡なども自分で行う必要があります。その代わり、企業からのスカウトという形で企業側からあなたにアプローチが来る点や、企業ごとの詳しい情報が豊富に提供されている点、マッチ率といったデータ面のサポートがある点で転職活動を後押ししてくれます。
レバテックキャリアでは担当アドバイザーがLINE等を通じて素早く連絡をくれたり、企業への推薦・調整を代行してくれるため、「想像以上に早く内定がもらえた」「細かい要望も交渉してもらえて助かった」といった声が多くあります。レバテックダイレクトではそうした第三者の介在はありませんが、その分企業との直接コミュニケーションゆえのスピード感が期待できます。お互いに直接やり取りすることで認識違いが生じにくく、話が早いというメリットがあるのです。
まとめると、「手厚いサポート付きで効率よく進めたいか」それとも「自分主体で直接企業と交渉したいか」が、レバテックキャリアとレバテックダイレクトを選ぶ際の分かれ目になります。どちらもIT業界に特化している点では共通していますが、進め方や得られるサポートが大きく異なるため、自分のニーズに合った方を選ぶことが重要です。
3-3. 利用目的に応じた使い分け
以上の違いを踏まえ、レバテックキャリアとレバテックダイレクトは自分の転職状況や希望に応じて使い分けるのがおすすめです。以下に簡単に指針をまとめます。
・初めて転職する場合や手厚いサポートが欲しい場合 → レバテックキャリアを利用
転職そのものが初めてで右も左も分からないという人や、履歴書の書き方に不安がある・面接対策をプロにお願いしたいという人には、キャリアアドバイザー付きのレバテックキャリアが向いています。非公開求人の紹介を受けられる利点もあり、書類作成や面接に不安がある場合はエージェント型サービスを併用した方が安心でしょう。
・自分の市場価値を確認したい、企業と直接交渉したい場合 → レバテックダイレクトを利用
ある程度の実務経験があり、自分で求人を探して主体的に動きたい人にはレバテックダイレクトが適しています。登録するだけで複数企業からスカウトが届くため、現職に留まりつつ自分の評価を市場で試すこともできます。企業と直接やり取りすることでスピード感も得られるため、ハイペースで転職先を決めたい場合にも有効です。
なお、ケースによっては両サービスを併用することも選択肢に入ります。実際にレバテックダイレクトに登録後、経歴や希望によっては同社運営のエージェントサービスであるレバテックキャリアから案内を受ける場合もあります。このように、スカウトで市場価値を確認しつつ必要に応じてアドバイザーの支援も得るという「二刀流」の転職活動も可能です。自分一人で進める部分とプロの力を借りる部分をうまく組み合わせれば、より安心して転職を成功させることができるでしょう。
4. レバテックダイレクトの活用ポイント
4-1. プロフィールを充実させる
レバテックダイレクトを最大限に活用するには、まずプロフィール情報の作り込みが肝心です。スカウトは基本的に登録されたプロフィールを見た企業が送ってくるため、内容が充実していればいるほど「ぜひ会ってみたい」と思わせることができます。プロフィールを入力する際、以下のポイントを意識しましょう。
・スキルセットの詳細記載: プログラミング言語やフレームワークはもちろん、実務で使ったツールや開発環境まで具体的に書き出します。たとえば「JavaとSpringを用いたWebアプリ開発を3年経験」「AWS上でのインフラ構築経験あり」など、企業側が求めるキーワードを漏れなく盛り込みましょう。
・業務内容の具体化: 過去に携わったプロジェクトで自分が果たした役割や達成した成果を明確に述べます。「〇〇の機能開発をリードし、ユーザー数を××%拡大に貢献」「プロジェクトマネージャーとしてチームを牽引し、予定通りリリース成功」といった具体的なエピソードがあると効果的です。
・志向や希望条件の明示: 自分が望む働き方やキャリアの方向性も書いておきます。例えば「最新技術を追求できる現場を希望」「将来的にはマネジメントにも挑戦したい」「フルリモート希望」など、自分の志向性を示しましょう。これによって企業とのミスマッチを減らせます。
・自己PRの工夫: 単なる経歴の羅列ではなく、自分の強みや大切にしている価値観もアピールします。「問題発見から解決策提案まで主体的に取り組める」「新しい技術でもキャッチアップが早い」など、あなたならではの強みを書くことで印象付けられます。
このようにプロフィールを丹念に作り込むことで、企業側から見た際の魅力度が高まり、結果的にスカウトの質・量が大きく向上します。実務経験が少ない場合でも、できるだけ具体的なプロジェクト経験やポートフォリオ、個人開発の成果物などを盛り込みましょう。プロフィールを読んだ企業担当者が「この人に会ってみたい」と感じれば、高確率でスカウトが届くようになります。
4-2. スカウトの選別
レバテックダイレクトでは、有難いことに複数の企業からスカウトを受け取る可能性があります。しかし、届いたスカウトすべてに応じる必要はありません。限られた時間の中で効率よく活動するためにも、スカウトメールを取捨選択することが重要です。
まず、自分の希望条件やキャリアプランに照らして、明らかにミスマッチなスカウトは思い切って見送る判断も必要です。例えば、希望年収とかけ離れている、興味のない業界からのオファーである、といった場合です。闇雲に面談に臨んでも時間を浪費しかねないため、優先順位を付けて対応しましょう。
一方で、少しでも興味がある内容なら積極的に話を聞いてみる価値があります。スカウトには有効期限が設定されている場合も多いので、関心のある企業からのオファーにはできるだけ早く返信することがポイントです。返信が早いことであなたの意欲も伝わり、その後の選考がスムーズに進む可能性が高まります。
また、スカウトメールの内容から企業の本気度を推し量ることもできます。レバテックダイレクトでは大半が面接確約の情熱スカウトですが、その中でもメッセージが丁寧で具体的な企業はあなたに強い関心を持っている証拠です。そうした熱意の感じられるオファーを優先的に検討すると良いでしょう。
結果として、自分の条件に合った企業との面談に注力でき、無駄なく転職活動を進めることができます。むやみに数を追うのではなく、質重視でスカウト対応することで、転職成功への近道となるでしょう。
4-3. 他の転職サービスとの併用
レバテックダイレクトは優れたサービスですが、一つのサービスだけですべての求人を網羅できるわけではありません。理想の転職先を見つける確率を上げるためにも、場合によっては他の転職サービスと併用することを検討しましょう。
例えば、レバテックキャリアのようなIT業界専門のエージェントサービスを並行利用すれば、レバテックダイレクトにはない非公開求人の紹介や、書類・面接対策のサポートを受けられます。エージェント経由で応募しつつ、レバテックダイレクトではスカウトを待つという二軸で動くことで、効率と安心感の両立が可能です。
また、他社のハイクラス向けスカウトサービスや大手求人サイトに登録しておくことで、より幅広い求人情報を得ることができます。「レバテックダイレクト以外でITエキスパート職におすすめの転職サービス」として、例えばビズリーチやFindy、ワークポートなどが挙げられることがあります。それぞれ強みが異なるので、複数のプラットフォームからスカウトや求人情報を集めて比較検討するのも賢いやり方です。
特に経験が浅い方の場合は、未経験歓迎の求人を多く扱うサービスや、積極的に求人検索・応募ができるサイトも活用したほうが良いでしょう。スカウトを待つだけではなく、自ら動いて応募できる求人にも目を向けることで、チャンスの幅が広がります。
このように、レバテックダイレクトを軸に据えつつ、他のサービスも補助線として使うことで、転職活動全体の成功率を高めることができます。複数のサービスを利用する際は、各サービスで伝える希望条件やプロフィールに一貫性を持たせることも大切です。そうすれば、自分の軸がブレずに企業選びができ、結果的に満足のいく転職先を見つけやすくなるでしょう。
